本場イタリア料理の基本 "野菜のミネストローネ"Minestrone
- RIE
- 2020年4月20日
- 読了時間: 3分
野菜と豆の栄養たっぷりで、体の芯まで温まり、免疫力も上げ健康に良い一皿です。꒰。•◡•。꒱
仕事で疲れた時だけでなく、体調がよくない時や、料理疲れの時にも、作り置きにも!
栄養バランスもよく、数日食べれるのでお勧めです。

本場のミネストローネとは?
昔からイタリア中で、皆に好まれるほっとする味、家庭の味です。
野菜はもちろんですが、豆が入っているのがイタリアのミネストローネ。
パンと食べたり、小さいパスタを入れたり、冷やして食べることもあります。
ミラノのミネストローネは、縮れキャベツと特産米入っているのが特徴です。
イタリア家庭によって、それぞれ異なる味、日本でいう味噌汁のようなもの。
アメリカや日本は、ミネストローネ=トマトの野菜スープ。
赤いスープのイメージですが。。。
実は、本場とは、ちょっと違う…
トマトは入れるけど、トマト味というより、野菜の味、豆の味を楽しむスープです。
Minestrone di verdure 野菜のミネストローネの作り方
【Ingredienti 材料】Dosi per 4 persone
1 cipolla 玉ねぎ
1 carota 人参
1 sedano セロリ
1 patata ジャガイモ
1 zucchina スッキーニ
60 g cavolfiore カリフラワー
1 pomodoro トマト
1 porro ポロネギ(又は長ネギ)
100 g zucca カボチャ
100 g piselli グリンピース
100 g fagioli インゲン豆
1/2 aglio にんにく
prezzemolo イタリアンパセリ
3 foglie di basilico 生バジル
20g pancetta affumicata ベーコン (胃が疲れている時は無しでOK)
olio extravergine d’oliva
エクストラ バージン オリーブオイル
sale 塩
pepe ブラックペッパー
acqua 水
parmigiano reggiano
パルミジャーノレッジャーノ(粉チーズ)
※ 残り野菜を入れてもOK
Preparazione 作り方

1.玉ねぎと人参、セロリ、ポロネギ、ニンニクをフードプロセッサーで、粗めにみじん切りにします。(時間がある方は、食感が出る為、包丁でみじん切り)
深鍋に、オリーブオイル大さじ3を垂らし、弱火で熱し、香味野菜を入れます。
じっくり香りが出るまで時間をかけ炒めます。

2.大きめに切ったベーコンを加え、1cm角に切った、ジャガイモ、ズッキーニ、
カリフラワーを加え、炒めます。

3.角切りにしたトマトとグリンピースを加え、ひたひた(水を入れ、材料が水面から少しだけ出ている状態の水加減)になるまで、水を注ぎます。


4.茹で豆と、角切りにしたカボチャを加えます。水をさらに、ひたひたになるまで注ぎ入れます。
5.弱火で1時間程じっくり煮込みます。みじん切りにしたパセリとバリコをちらし、塩コショウで味を整えます。
器に盛り付け、オリーブオイルをひと回し、パルミジャーノレッジャーノをかけたら
出来上がり♪
寒い日や、疲れている日に、あっつ熱の野菜たっぷりスープが
体と心にしみる〜(●´ڡ`●)(●´ڡ`●)
イタリアでも汁物は、元気になる源❤️❤️❤️
作り置き料理や、手抜き料理にもなる?!
ミネストローネを3日分ほど作り…
1日目は、パンと食べる。
2日目は、小さいパスタを入れて食べる。
3日目は、ミキサーにかけ"Passato di verdure パッサート ディ ベルドゥーレ"という、離乳食や介護食にもなる、ポタージュのようなスープに変え、クルトンなどを散らして食べる。
※ その都度、冷蔵庫で保管してくださいね。
私の場合は…
1日目は、小鍋に2人分をとりわけ、味噌を溶かし味噌汁に。
2日目が一番美味しいから、ミネストローネとして食べる。
3日目は、カレーにして食べる。
4日目に残っていたら、ミキサーにかける。
夕食だけなら、3日間料理しなくて済む。
3回サボれる(・ω<)」👅
パーフェクト食事!?
ミネストローネは、野菜もたっぷり取れ、豆はイタリアが貧しかった時代から肉の代わりに食べられてきた。"イタリアの畑の肉"とも言われるほど、良質なタンパク質が豊富。
ミネラルとビタミンが豊富な数種類の野菜も入り、免疫力を上げるパーフェクト食事なのです。
ぜひ、皆さんも作ってみてくださいね!
Alla prossima !
では、また〜🍅꒰。•◡•。꒱۶꒰。•◡•。꒱۶
酸度0.18と基準の1/4‼️

ポリフェノールが通常の2倍‼️
応援しています🇮🇹
料理家:RIE
お問い合わせ先: 🇯🇵
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